第22回「五月女紫映 社中展」ご来場ありがとうございました
2024年11月11日
今回の社中展も、多くの方にご来場いただきました。どうもありがとうございました。
これからも書道 五月女紫映を、どうぞよろしくお願いいたします。
会期:令和6年11月3日(日)~6日(水)
会場:東京交通会館ギャラリー(2階)
主催:書道 五月女紫映(会長:五月女紫映)
後援:産経新聞社
書と調和
多年文字を書いていれば調和を得意とすることはできる。点画も字形も同一の調子で書いていれば単調に調和する。一本調子の調和を破って、異質の点画や字形を加えると不調和になる。次元の低い調和より次元の高い不調和の方が美しい。不調和を豊かに含んでいない調和は退屈させる。
仮名だけの調和より漢字の混じった調和はむつかしい。それは調和しにくいものを調和させるからだ。
顔真卿の「装将軍詩」は楷行草書を混合し、大小を錯綜し、その雄大さは古今を圧倒している。調和しにくいものを調和させるには、心の深さと力強さが必要となる。
代表 五月女紫映
(第22回社中展目録のご挨拶より)